NYCdiary=街(まち)猫の日記。ガーデニング、陶芸、レストランレヴュー、手作りバッグ等を更新しています。   Since January 1, 2006


by nycdiary
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カテゴリ:Movies/TV( 26 )

North Country-シャリーズセロンの新作。

冬の炭鉱が舞台で寒くて辛~い映画でしかもテーマはずっしりと重たかった。

泣きたくなるようなシーンが随所にあり辛くなってしまった。

脇を固めるのは信じられないオスカー受賞者のドリームチーム。

まず、Frances McDormandFargoで、この映画の演技も素晴らしかった。オスカーの候補になるのでは?と思っていたらなったでしょ。

旦那役のSean Beanも中々良く、二人の愛には涙させられた。

シシースペイシクは勿論オスカー女優で母親役だった。今回の役はそれ程素晴らしいとは思わなかったのはきっといつもすごいからだと思う。

ちょっと前の彼女のIn the bedroomはすごく良かった。

メリッサトメイとか上手い人がこれまた出演していた。確かIndy映画だったのがヒットしたような映画だった。

メリッサトメイのMy cousin Vinnyは今も忘れられないおかしい映画。Brooklyn(NYC)のイタリア系アメリカ人の物語だが、彼女自身もBrooklynの出身らしい。

個人的に良いと思ったのは父親役のRichard Jenkinsである。良く見る顔だが何だか写真がない。

彼の演技は良かったと思う。個人的にはオスカーにノミネートされて欲しいと思ったがかなわず。

やっと見つけた写真、Richard Jenkinsは左側のおじさんである。

それから勿論主演のシャリーズセロンもオスカー女優である。でも今回の演技は素晴らしかったものの、これがまたオスカーを取るかといったらそれは又疑問。

どうしてもあのMonsterと比べてしまうのである。あの演技はすごかったから。

物語はミネソタの炭鉱のセクハラの裁判であるが、本当に暗い。アメリカで炭鉱と言うと一発で貧乏というイメージであり、この裁判が実際にあった1985年にこんな事が起こっていたのはきっとこの土地の保守体質だと思う。

MSWの時にSocial WorkでPoverty(貧困)を語った先生の奥さんは炭鉱夫の娘だといっていた。そう言う意味でも他の意味でもSocial Work満載の映画だった。

随所に泣かされるし、良い映画だとおもうが、最期の展開があまりにも取ってつけたように早すぎる。しかし、最初の展開はどうものろい。この辺り、監督があまり経験のない感じがする。2作目だそうである。

これだけの役者が揃ってるのだからもっと頑張って欲しかった。

人間の心の機微というのはこんな風に割り切れるものではなくもっと複雑だと思うのだ。勿論映画だから細部まで描ききれない事は分っているがそれにしてもとってつけたような展開だった。もうちょっとすったもんだが欲しいものだ。

そしてオスカーの作品賞を取れるか?と聞かれたらう~ん、とうなってしまう、と思っていたらやっぱり選をもれていた。

同じ、女性自立系のエリンブロコビッチと比べたらはっきり劣ると思う

Grade:B
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February 8, 2006 10:02am (EST)
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by Nycdiary | 2006-02-09 00:07 | Movies/TV
余談であるが、日曜日は例のSuper bowlと言う事で友人宅の観戦パーティに呼ばれた。50インチのテレビを購入した友人は自慢げであった:)。

大枚をはたいて流すCMはどんなんだろうかと注目していると、MI3(ミッションインポシブル3)のCMが…。

そして、なんとフリップ シーモア ホフマンが、画面に。

カポティだ~。f0032635_6192126.jpg

彼と、Jack Blackだっけ、King Kongに出ていた俳優との見分けが映画Capoteによってつくようになったばかりだったから良かった。

スパイの役なんだろうか…?

やっぱり結構メジャーになったと喜ぶべきなのだろうか?

夫と二人顔を見合わせて大うけしてしまった。思わずWhat is he doing there?と言ってしまった。

しかし、楽しみ。

出演者詳細はこちら

それにしてもトム クルーズはまだお客を呼べるのだろうか?ヒットするんだろうかやっぱり?
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February 7, 2006 4:17pm (EST)

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ミッションインポシブルIIIのReviewはこちら
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by Nycdiary | 2006-02-08 06:22 | Movies/TV
Good night and good luck。年末に見た時も、入りはとても良かったようである。

ジョージクルーニー監督で出演もしている。Reviewはこちら

主役の俳優はオスカー候補と言われて久しいが街猫にはあんまりなじみがない。

ハリウッドらしいメディアの自由を叫ぶ内容で反体制。いかにもジョージクルーニーを代表する-というか、ハリウッド全体か-リベラルが好きそうな題材である。

しかし、信じられないのがわずか50年前のアメリカで上院議員を批判する番組を流せなかったと言う事。

ストーリーは実在のもので共産党員を次々と弾劾していった上院議員へのメディアの批判と反発である。

勿論この弾劾は行き過ぎの感があり、この映画では世論を含む誰もがそう思っているのにそれを言い出せないといったような内容になっている。

ハリウッドの俳優が次々と共産党員の疑いを掛けられ仕事が出来なくなった経緯もあるらしい。

映画の中では自分に従わない人は全て共産党員として弾劾していったというくだりもあり相当に反発心があったのを匂わせている。

例え共産党員だったとしてもそのせいで仕事を追われればこれは人権問題であろう。少なくても今のアメリカでは大問題である。

しかし考えてみたらこの頃まだ南部では黒人用のトイレやラウンジがあったと思えば、まあそんな事もあるだろうと思ってしまう。

映画の中も煙草ムンムンでしかもスタッフの大半が男という今では考えられない設定だった。

夫にこのジャーナリスト、知ってる?と聞いたら知ってると言ったので、冗談で肺がんで死んだでしょと、言ったくらいだった。自分が吸わなくても肺がんになりそうな煙の量だった:)。

この50年でアメリカがいかに変わったかと言う事か。

今や、アメリカの大統領を毎日のようにテレビで批判し、笑いものにするコントやギャグを入れれば入れるほどうけるというアメリカである。

メディアが権力に刃向かうようになり、それからメディアが権力を弾劾するようになり、そして権力がメディアを利用して宣伝するようになったアメリカ。

今では政治家のメディアの使い方は1つの戦略である事はまちがいない。


そう思ってみると面白い映画ではあった。

従業員同士の結婚が認められていなくて内緒で結婚している夫婦が居たり…。日本とか未だにこういうのありかな?結婚したらどっちかが辞めなければいけないみたいなの。未だに大会社とかもそうだったりするからなあ。

映画自体は緊迫感があって良かったと思うしドラマもあり役者も達者だったがあまりにもハリウッドの体制がにじみ出る内容だったような気も否めない。

それと時代の背景を理解していないと分り難い部分もあった。

Grade:A-
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February 7,  2006 3:23pm (EST)
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by Nycdiary | 2006-02-08 05:27 | Movies/TV
Walk the line

Johnny Cashという歌手の生涯の物語である。

はっきり言ってこれはすごかった。レビューはこちら

リースウイザースプーンはオスカー取ったなって感じ。主演のJoaquin Phoenixも良かった。

フェニックスもだが、リースの歌も良かった。上手いというしかない。

リースの演技は南部の強い女という感じで痛快で役になりきっていた。あんな人友達になってみたいと言う感じの女性。

本人も南部の出身で南部の女性特有のチャームを持っているのではまり役だったのかもしれない。

これはオスカーでの競り合いが楽しみ。

最も作品的にはこの映画の方がとても分りやすいタイプの名作なのでその分他より分があるかもしれない。

リースはちょっと他に主演女優で張り合える人は居ないんじゃないかな。

脇も良かったけど、あまりにも主演の二人が凄すぎてって感じ。

映画自体の出来より俳優の演技がすごかったと言う作品。

やっぱり、親子関係やAbuseって成人になってからの子供のDrugやAlcohol abuseにすごく関係があるんだよな、と納得させられる話。

セラピスト的には主人公の荒れ方や心の動きが分りすぎて痛すぎた感じ。トホホ。

とにかくお勧め。


Grade:A
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February 5, 2006 11:00pm (EST)
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by nycdiary | 2006-02-06 13:02 | Movies/TV
オスカーも近づいて来たので2005年度に見た映画のReviewを書こうと思う。賞関連のは結構見ているのだ。第一弾はご存知、Capote。

夫も大絶賛のカポーティ。 Reviewはこちら

去年見た瞬間から果たしてオスカーを取るか?というクエスチョンのみが胸に。

役者は知らない人も居たけど、大概が知っている顔だった。

主役を含む登場人物の心理を考え出すとセラピストとしては夜も寝れなくなるような濃い内容だった。げっそり。

内容については本当にネタバレにしたくない内容。見てみるべしと言う感じ。

主演は勿論良かったけど、脇の殺人犯役も良かったと思うけどなあ。夫は殺人犯役を大絶賛でしたが。

しかし、このIn cold bloodという本を最後に生涯一冊の本も書けずにアル中で死んでしまったというTruman Capote。やっぱりセラピーかなんか受けるべきだったのでは、と思ってしまう。やっぱり受けてたかもね。

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Grade:A

February 5, 2006 11:34am (EST)
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by Nycdiary | 2006-02-06 01:36 | Movies/TV

Syriana(映画)=シリアナ

昨年見たSyrianaをご紹介したい。Reviewはこちら

この作品、数々の賞で評価され、一度はCinderella ManのPaul Giamattiを破ってGeorge Cloonyが助演男優賞を獲得したりした。

確かに体重も増やしただのおっさんと化していた彼の演技は気合が入っていたかもしれない。でも原作に忠実にしようとはげにするのは生えてこなくなったら嫌だという理由で拒んだらしい。

やっぱり中途半端な気合の入り方なんじゃないかなあ。

映画としては、分りにくかった。あのトラフィックの監督だったので色んな物語を同時進行で描いていたし…。

トラフィックは題材が日常的だったけど、これは石油の利権の話だしね。やっぱり分り難いかも。

結局はアメリカが石油の利権のために悪い事をしているような事を描いたり…ハリウッド監督の問題提起的な映画だった。

ハリウッドってこういうの好きだものね。

脇はMat DamonやAmanda Peetだった。これもまた別に特筆するべき演技でもなかった。Mat Damonって役者的にはそう優れていないのでは…と思ったりする。

ただこのAmanda Peetというのは出演作も多くいつも脇をやっているのだけれど、結構幅広い役が出来るのではないかと思う。

見たのは2000年のWhippedとかChanging Lanesとか後はIdentityというのもあったな。いづれも結構違う役どころをまあそつなく演じていたと思う。こないだテレビで批評家が言うには彼女のような女優はもっと評価されるべきだそうだ。

そうかもしれないなと思う。コメディも出来るしドラマも、スリラーも出来るし、ただきれいなだけの馬鹿も出来れば、普通の奥さん系も出来るし。

Identityというのは個人的に結構好きだったけどね。Multiple personalityの話で職業的にも興味があったし。結構怖かったし。

まあ2006年も売れてるじゃないですか、彼女。出演作は目白押し。

後はChris Cooperとかはどんなに小さい役でも本物みたいにやると言うのは実証済みだし。

ちらっとしかでなかったけど、この役者が結構好き。Tim Blake Nelson。よく見る顔だけど、O Brother, Where Art Thou?が印象的だった。

良い役者ばっかりそろえてる割には皆チョイ役だからノミネートされないし、大役をやった人達はそこそこって感じだったなあ。

Grade:B
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February 1, 2006 2:15pm (EST)
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by nycdiary | 2006-02-02 04:18 | Movies/TV
Golden Globeにピアースブロスナンがノミネートされたりして話題になったThe Matadorを見に行った。 Reviewはこちら

これが期待に応えてと言うか反してと言うかすごく良かったのだった。

ブロスナンはアサシンの役立ったので007を想像するけれど、これが全然違う感じに見事に演じていた。

立ち方、歩き方、体形まで変えてちょっとビール腹のアサシンのオヤジをとても上手く演じているわけである。

失礼な話しであるが、ブロスナンにそんな演技力があるとは思わなかったので嬉しいショックだった。

勿論、ヘアスタイルなども工夫されていると思うのだけれど。

話も良く出来ていてラストも良かったし、あまりけなす所はなかったように思う。

しかも、ブロスナンが可笑しいのである。コミカルで…。

この映画はコメディに入れていいのかなと思ったりする。ドラマも結構あったりするしね。しかし、演技はとてもコミカルで良かったとおもう。

可笑しい演技って彼にはチャレンジだったんじゃないかと思うのに…。それに昔デニーロだってコメディをやろうとして撮影に入って面白くなかったからくびになったとかいうのにねえ。

明らかにブロスナンでもっていた映画。

脇はGreg KinnearとHope Davis。

Kinnearは脇役で多くの映画に出演していて上手いのに今回はそう目立たず。

Hope DavisはAbout Shimidtに出ていたのを覚えていてこの女優は一見きれいで真面目そうに見えて妙にCrazinessとかKinkinessがある役が良いなあとか思ったり…。

Grade:A

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是非ご覧ください。

January 31, 2006 7:43pm (EST)
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by nycdiary | 2006-01-31 09:47 | Movies/TV
暮れに見たBrokeback Mountainをご紹介したい。このサイト映像だけでなく音楽もお楽しみください。

Reviewはこちら

物語の原作はショートストーリだそうでそれを映画にするためになんだか間延びした感じがあると聞いていたけれどその通り長く感じる映画だった。

短く言うとゲイのカウボーイの話。

しかし、俳優達はそろいもそろって秀演だった。

Heath Ledgerの映画はMonster’s ballだったかを見ただけだったけど、見事な演技だった。

Jake Gyllenhaalは今年はJarheadも良かったし、良い仕事をしたと思う。

妻達の役の二人の女優も良かった。特にHeathの妻役のMichelle Williamsは良かったと思う。

彼女はHeath Ledgerとこの撮影で知り合って今付き合っている(結婚してる?)そう。

いつもこの手のSexual Orientationの定義設定には難しさを覚える。 どう言っていいのか分らないが、結局男女の関係なくSoul mateと言うのは居てその関係で男性同士が深く愛し合う事があるのだと思う。

俳優達の名演のために気持ちが悪いだとかいやらしいとか言う感じではなく非常に自然に仕上がっていたと思う。

悲しい映画だったが、美しくもあった。

Golden Globeでは一人勝ちだったこの映画是非ご覧ください。

Grade:A

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January 24, 2006 8:40pm (EST)
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by nycdiary | 2006-01-25 10:39 | Movies/TV
今日久しぶりにSidewaysを見た。 Reviewはこちら

この映画に出ていた俳優全てが前より売れているという事実からすればやっぱり秀演は当たり前かも。

Paul Giamattiは今年はCinderella Manで再び注目されたし、Thomas Haden ChurchはSpider Man3を撮影中だしVirginia Matsonはこの演技でオスカーかと思われたのに逃したがハリソン フォードの新作に妻役で出てるし、Sandra Ohはテレビの演技でGolden Globeを取った。

映画自体も良くて、何かちょっと励まされるような…。中年からの人生も悪くないなと思う感じもあったし。

ワインが結構好きなのでそれも興味深かったし…。

Paul Giamattiはいかにも俳優然としていて上手いのは分かるって感じだけど、感心したのはThomas Haden Church。すごく上手かったと思う。

どうしようもない男をしかしMiles(Giamatti)が許してしまうのがよ~く分るような好演。こういう友達関係も良いかなと思うけど、やっぱりそれほど心が広いかどうか分らないな:)。

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Grade:A
January 22, 2006 9:15pm (EST)
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by nycdiary | 2006-01-23 11:17 | Movies/TV
Munichを見た。スピルバーグ監督の新作。Reviewはこちら

主演はエリック バナ。 オーストラリア人でコメディアンの出身だそうである。ちょっと信じられないなあのシリアスな雰囲気でコメディアン出身とは。

お話はミュンヘンオリンピックのイスラエルチームのテロ殺害の物語。

3時間と長い映画だったし、主演のEmotional melt downは長~く感じられるほど、見てる方が苦しいという感じで、見ていられなかった。あれはOCDだわ、完全に。

そして、このエルサレムをめぐる不毛な戦いがお互い不毛と分っていてもやめられない理由も再認識した。

このクラスの監督の映画になるとそれぞれが良い仕事をするは分っているので期待は高いがやっぱり上手いなあと思った。

もっと色んな民族同士の角質や体質を理解していたらもっと面白かったと思った。

そもそもユダヤ人は元々エジプト人の奴隷だっただけに、アメリカの奴隷解放の際には尽力したとか聞いたけど…。ちょっと意外だった。

昨日チラッと見たテレビでもモスリムの女の子が束になって集まって言ってたっけ。一人でもイスラエル人が殺せるなら喜んでSuicide Bomberになる用意があると。皆普通の少女達だった。あれは実際どこの映像だったのだろう?中東のどこかだ。

理由は自分達の家族が殺されたりしているところを散々見ていてそれに立ち上がらない気持ちにならない方がおかしいのだそうだ。

なるほどね。この映画の言いたい事もなんだかそこのような気がする。

あの聖戦が続いている原因は分っているし、ベストと言わないまでも他人が続けるには文句はないが、どんな事があっても自分や自分の家族は巻き込まれたくないと思うだけである。

Grade: A

January 20, 2006 9:01pm(EST)
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by nycdiary | 2006-01-21 11:02 | Movies/TV